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そもそも「ほとり」って?
「ほとり」は水面と陸地が触れ合う付近を指すあいまいな言葉。水面と陸地の境界線は風や潮の干満で1秒1秒変わっていきます。そのため、「ほとり」は、実はあってないようなものなのです。だからこそ境界はにじんだり、混ざったりしているはず。
今、世の中の人間関係やモノゴトを見渡すと「良い・悪い」「できる・できない」といったように何でも2つに分ける。そして、気が付いたら疲れ果てているといった風潮があるように感じます。
でも、本当は何事にも陸と水面の「ほとり」ように、割り切れないあいまいさがあります。2項対立が求められる日常に疲れたそこの貴方。
日常と非日常のほとりで一休みしていきませんか?
あいまいさを大切にしたい、そんな宿なのです。
「ほとり」が目指すのは?
旅×農を通して社会に「逃げ場」「問い」「出会い」を提供する
「逃げ場」・・・前職でパワハラで追い詰められた経験が大元にあります。ただパワハラのように分かりやすくなくても、ふとしたことで悩んだり、心を痛めたりしてしまう人は少なくありません。そんなときに誰もが逃げ込める場所を作りたいと考えています。
「問い」・・・いつの間にか意識できなくなってしまうのが問い。ただ問いを持つ面白さは私の知っている面白さの中で群を抜いています。自分を含む他者を通じて問いと対峙する時間を提供していきたいのです。
「出会い」・・・人との出会いはもちろんのこと、景色・考え・本と様々なものを指します。偶然の出会いを楽しむことこそが、私にとっての人生のような気がしてならないのです。
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